銀鱗荘について

建築・意匠

せり上がった庇が印象的な望楼をいただく銀鱗荘は、創建者である猪俣家が故郷越後から招聘した宮大工・米山仙蔵の普請によるもので、随所に練達の伽藍師ならではの卓越した技量が伺えます。建築素材には、とど松、せん、たも、栗などの高級木材を厳選し、正面の腰羽目には、輸送手段も未発達の時代に外国から取り寄せた大形花崗岩を用いるなど、目立たぬ所にまで可能な限りの贅をつくした網元の心意気が伝わってくるようです。家紋入りの重厚な若狭瓦葺の屋根、軒桁や格子、化粧見出し等の、言葉に尽くせない巧緻極める美しさ。長い時を刻み黒光りする太い梁や柱、大広間に奉られた豊漁を願う二間半の大神棚など、この建物の歴史と伝統の重みを感じざるを得ません。ステンドグラスや、細部にまでこだわった数々の欄間など、明治・大正期の小樽を偲ばせる意匠を随所に見ることができます。
本館の建物は小樽市登録歴史的建造物となっており、都市景観賞も受賞しています。

建築・意匠のイメージ1

建築・意匠のイメージ2

建築・意匠のイメージ3

建築・意匠のイメージ4

建築・意匠のイメージ5

銀鱗荘について

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