
石狩湾に囲まれた海抜60mの地、ここ平磯岬の高台に立つと、果てしなく広がる青い海と空、そして眼下には小樽港と小樽中心街の全景が一望のもとに見渡せます。
鰊御殿・銀鱗荘は、積丹半島のつけ根に栄えたニシンの千石漁場・余市に、明治時代の初めに大網元の屋敷として建造された漁場建築の代表といえるもので、小樽屈指の景勝地平磯岬への移築を機に、昭和14年に料亭旅館として創業、時の北海道長官石黒英彦氏により銀鱗荘と命名されました。その豪壮にして優美なたたずまいは、世紀を越える風雨を堪え忍んでいよいよ重厚さを増し、北海道文化財百選のひとつにも数えられています。
昭和61年以降には全館にわたって大規模な改修をおこない、伝来の外観や調度品のたぐいは極力原型保持につとめながら、最新設備を充実させ、よりいっそうの快適性・機能性を追求しました。また、それと同時に良質の温泉のボーリングにも成功し、日本海を見下ろす裏庭に、雅趣豊かな露天の岩風呂を新設、「平磯温泉」の名で名実ともに小樽の新しい観光施設として再出発いたしました。
以下、銀鱗荘の歴史と誉れの一端をご紹介いたします。





